CVTで燃費に差が出る方法
CVTはベルトで動力を伝達させるため、オートマに比べてロスが少ないです。すなわちオートマより若干燃費が良くなるのです。
同じエンジンでもCVTとオートマでは燃費に差が出ます。
実際に同じエンジンでもAT仕様とCVT仕様がある車に乗ってました。今の愛車が60後期VOXYで以前社用車で乗っていたのが初期型60ノア。
エンジンは同じですが、ミッションが違います。エンジンは同じでも燃焼タイミングが変更されているため若干変化はありますが、実測で燃費が1キロ違います!なのでATよりCVTの方が感覚的に燃費がいいです。
燃費が良いCVTでももっと良くする方法
ある程度感覚的な慣れもありますが、
出だしの加速は多少強めに踏んでいきます。加速が鋭く、ある程度のスピードに乗ってきたら後はパーシャルと言って、一定速度で走っていると低回転なのに、速度も乗っている状態になります。
アメ車が高トルクよろしく低回転でガンガン進むようなイメージです。まるでアイドリングでもガンガン進むような感覚をつかめると思います。
その状態が燃費が良いですね。スピードに乗せることで後はパーシャルで速度を維持。もちろん街中なのでストップゴーもありますし、坂道もある。
なので、直線では
- 加速に乗せる
- 乗ったらアクセルを若干緩めパーシャル走行
その意識をもって運転するだけで燃費計算で結果が出ると思いますよ。
いろいろな意見もあるのですが、基本は高回転域を多用すると燃費に悪影響は当然です。
しかし速度を載せてしまって後は低回転で静かに走るなら、初めの加速分を補えるはずです。つまりメリハリ運転ですね。
運転方法以外にCVTのメンテナンスは?
ATではオートマオイルを変える人も多いです。メーカーでは無交換の車種もあります。
CVTも同じでほとんどのメーカーがCVTオイル無交換ですね。
オイル無交換?!エンジンオイルは5000キロくらいに1回は変えるのに大丈夫?
と思いますよね。はたまた、CVTってスクーターみたいにベルト駆動でしょ?オイルなんか入ってないでしょ?!っていう人もいます。
まずなぜオイル劣化が悪いのかというと、
オイルにはギヤの鉄粉がスラッジと呼ばれていますが、それらとオイルの劣化した物質がエンジン内部に増えだし、潤滑に悪影響を与える、という理由から劣化が良くないと言われているんです。
しかし、車にはオイルパン部分に磁石でスラッジをためてくれる場所があり、常にミッション内部にはその場所にスラッジが集まるようになっています。
また、オイルはエンジンの高温から部品を保護する役目も持っています。つまり、オイルが入っているなら冷却に問題はありません。
とはいえ、CVTのオイル量は一般人では確認できません。
車検の時に、CVTのオイルも見てもらうといいでしょう。もし交換を勧めてみたら見積もりしてもらい、交換してもらうといいでしょう。
10万キロ走って一度も交換していないならそのリスクも説明受けて、交換するという選択も燃費に寄与するかもしれません。
運転手法とCVTオイル交換で燃費がかなり改善されるかもしれません。