バッテリー の車トラブル
バッテリーは車のトラブルで相当多いです。その理由は過酷な条件でのバッテリー使用。
つまり、夏はあの暑さでエアコンをガンガン使っているとしましょう。大抵皆さんそうですよね。冬はあの寒さでのエンジン始動など。
両極端な気候の時にバッテリーのトラブルは起きます。
車のバッテリーが上がってパニック! 体験から学んだ対処法
舐めてました。日常メンテナンスをマメにしている俺にとって、バッテリー上がりなんて初歩的なトラブル起こすわけないじゃん!
東京に雪が積もり車もボンネットが雪まみれ。
せっかくスタッドレスタイヤを履いているんだからちょっと走ってみようとセルスターターを回すと・・・
セルは回るもエンジンかからず。やばい。やっちまった・・・
寒いとエンジンのかかりが悪くなります。
終わった・・・・週末の3連休、遊びに行こうと計画していたのに真白になってしまった・・・
バッテリー上がりの兆候を見逃さない!
普段からバッテリーの上がりを気にしているのですが、一カ月ほど前に一度だけエンジンのかかりが悪くなったけど、問題なかったことがありました。
このように1度でも不安な要素がバッテリーで起こったなら、まずは電圧をチェック。13V近い電圧が無いといけないのですが、この確認を怠ったんです。雪で低温と言った悪環境が重なり全くエンジンがかからず。
やはり人って痛い目に合わないと真剣になれないんですね・・・
もう今後はバッテリーについてもっとしっかり目を配ろうと思いました。
また、最近のバッテリーは現在の状態が視認できます。定期的に視認してバッテリーの健康状態を見ておく必要があります。
点検窓があります。メーカによっても違いますが、良好状態、要充電状態、スッカラカン状態とわかりますね。ブースターケーブルをつなぐ順番はしょっぱにに+に赤ケーブルですよ!
エマージェンシーキットの準備が肝心 対応策を知る
やっちまったことを悔やんでも仕方ないので、対策を・・・
緊急時は必ず想定し、ブースターケーブルは常に持っています。
バッテリー上がりなら単純に他の車からブースターケーブルでつないでエンジンをかければいいんです。それだけ。使い方わかりますよね。
手順を間違えるとバチンっと怖い思いしますよ・・・
当然教習所でも習いますし、当たり前のことですがおさらい。
- まずエアコン類オフにします。またギアレンジはP
- バッテリー上がり車のバッテリーに+端子につなぐ(赤ケーブル)
- 助けに来た人の車の+端子につなぐ。-端子にも黒ケーブルをつなぐ
- バッテリー上がり車の-端子に黒ケーブルをつなげる
- 助けに来た人の車のエンジンを掛けて、少しアイドリングをします。やらなくてもいいけど、やることで少しだけ充電してくれるのでかかりやすい
- エンジンが掛かったら逆手順でブースターケーブルを外す
先に-端子から付けるとバチンと嫌な音がして怖いんでちゃんと順番を守った方が安全です。
他の車に助けを求める方法と注意点
他人の車を利用させてもらうのでちょっと気が引けますよね。
俺だったら多少お金がかかってもいいから近くのガススタ行ってお願いしたり、交番ばあるなら助けに来てもらったり(おまわりさんは忙しいのであんまりおススメしないけど)
あと、整備工場をグーグルマップで探して実費を払って助けに来てもらうのもあります。
俺は今回、車の保険会社でロードサービスがついているので、それを利用します。今回予約して土曜日来てもらいます。
会社によって違うと思いますが、俺が入っている三井ダイレクト損保だとバッテリー上がりの助けは1年間に一回だけ無料で使えるので、今回予約しました。
他人様を探すのはちょっと難しいし、気が引けますので、保険会社のロードサービスはおススメです。
それも入っていないなら、ちょっと大きめの車で人が良さそうな人に声をかけてみるといいでしょう。小さい車だとバッテリーも小さいので、相手のバッテリーに負担がかかります。また、バッテリーの露出が容易な車種がいいですね。
エンジンが床にあるタイプの車だとめんどくさい思いをさせるので注意ですね。セダン系、ボンネットがあるミニバンなどいいですね。
まとめると
- 出来れば整備工場でお金を払って対処した方が気がラク
- 任意保険のロードサービスに聞いてみる
- 他人にお願いする場合はそこそこ軽自動車は避ける、エンジンがミッドシップ類の車は避ける
バッテリートラブルの予防線
これを機に、
かかりつけの車整備工場で、車検時には必ずバッテリー充電をしてもらうようにします。
2000円前後で充電してもらえるので、惜しまない方がいいですね。身に沁みました。
車検時とは言わず、夏のエアコンを酷使した秋に整備工場に充電とオイル交換をお願いしてもらいます。これでも6000円くらいでしょ。
安心して冬を迎えられますし。
季節にもバッテリートラブル影響あり【マメ知識】
バッテリーは内部の鉛板に希硫酸を入れて、化学反応で電圧を発生させていますが、冬は変化が弱いのです。電気特性として冬場は電気抵抗が減るため電流が流れやすくなるのですが、バッテリーはその電気特性と同じじゃないんです。単純に化学変化による電圧低下がメインであり、電気特性は関係ないです。
なので冬場はバッテリーが弱まると思ってください。新品だろうがバッテリーの強さはどうしても低下しちゃうんです。
では夏は?
夏は大変電気を使うんです。そもそも夏場はエンジン冷却するためにファンが常に回りっぱなしです。ラジエーターを冷やすためにファンが頑張っているんです。昔のFR車はプロペラシャフトとファンの取り付けが同方向なので、プロペラシャフトが回ると同時にファンが回っていますが、FF車メインの場合はプロペラシャフトが不必要となり、その結果ラジエーターを冷やすファンが電気式となっております。
結構大きいファンを回すわけですからね。消費電力が食いますよ。
ましてエアコン常に回しっぱなしじゃ、バッテリーが悲鳴を上げます。
まとめ
- 夏場は物理的な消費電力量が高い(ファンが回りっぱなし)
- 冬はバッテリーの化学変化に影響があり、本来の性能が出ない
なのでこの2シーズンはしっかりバッテリーメンテを行いましょう。
と言ってもめんどくさいんで、エンジンをかけるときにはエアコン切っているか確認、エンジンがかかりやすいようにエンジンクリーナーをガソリンに注入してみる等。エンジンがかかりにくいとセルモーターを長く回すことになるため、バッテリーに負担がかかります。
ということで覚えておくといいでしょう。