エンジンがかからない
朝の出勤前にエンジンをかけたら・・・
エンジンがかからない・・・やばい。
忙しいときに限ってそんな嫌なトラブルは起きます。で、どうしましょう。
考えられる原因は
- バッテリー大丈夫?
- ガス欠は?
- セルモーター欠損?
その他にもありますが、一般的にはバッテリー上りが多いです。室内灯点きます?ライトオンしますか?などもそうですが、ライトをオンしたときに他の電位が下がっていませんか?ライトをオンしたと同時に室内灯の光量ダウンしたりとか。
エンジン始動はバッテリーに負担がかかります。その程度のバッテリーダウンでもかからないこともあります。セルモーターが回っても周りが鈍かったりしたらバッテリーが原因でしょう。
ガソリンはガソリンメーターがエンプティだったらガス欠が考えられます。ガス欠になるとかガソリンタンクから燃料噴射装置までの経路までもガソリンが無くなってしまうため、ガソリン補充してもすぐにエンジンがかかりませんので、ちょっと辛抱しましょう。
セルモーター欠損は厄介で、エンジンを始動させるためのセル機構にピンがあるのですが、それが破損してしまうと、セルモーターは回れど、点火もしないため、キュルキュルとバッテリーばかり消耗してしまいます。
セルモーターの音があまりにおかしいなら、もう車の修理しかありませんね。
アクセル踏んでエンジンかけていませんか?
エンジンのかかりしなに軽くアクセルをあおるのは良いのですが、踏みっぱなしではプラグにガソリンが多くかかり、かぶるという現象が発生します。点火する前にガソリンで濡れてしまう現象です。そうするとセルモーターは回って、エンジンはかかりそうなのですが、点火してくれません。くさいガソリン臭が強いならかぶっている可能性がありますので、アクセルは煽らないでセルモーターを回してください。
これらを試してもエンジンがかからないようでしたら、ロードサービスに来てもらうなど業者対応が一番早いですね。
車のエンジンがかかりにくい
冬場はエンジンがかかりにくいです。寒冷地に行くとなおさらです。
エンジンオイルが寒い冬場ですとどうしても硬くなりがち。10W-30と言ったエンジンオイルですと一般的なスペックです。
これは指数で、Wはウインター、冬を示しており、10は気温ではなくレベル。ちなみに10Wは-25度までの使用範囲です。右の30は高温時なので冬と関係無いため割愛します。
-25度まで使用できてもやはり温度が低いと粘度が上がりエンジンを回すためのエネルギーが大きくなります。なので、
ちょっとめんどくさいのですが、
冬場は0W-20,0W-30と言ったより低温での使用を想定したオイルを利用すると良いでしょう。
オイルの粘度の問題からやはり冬場は暖機運転はするべきです。道路状況から許されるなら暖まるまでノロノロ運転(まわりに迷惑がかからないなら)もしくは安全な所で暖気するとGOOD!TEMP計が上昇し始める程度で大丈夫です!
セルモーターはしっかり回ってますか?
まず目視確認。バッテリー液がしっかり入っているか?最近はバッテリー液補充が出来ないタイプも多いため電極板にしっかり液が浸っていないならもう交換しかありません。さらにバッテリー自体変形していたりしたらアウトです。
さらにセルモーターの回り方がぎこちないとバッテリーが弱っているので交換をオススメします。
オイル交換や、車検などで定期的に確認しておくと安心ですよ。
アイドリングが安定しないトラブル対応
アイドリングが安定しない、ぶるぶる振動が大きい。
車が止まってしまうなんて言うトラブルも多いです。
大抵はガソリン経路の不具合ですので、ちょっとアイドリングが騒がしくなったらホームセンターでエンジントリートメントを買って、ガソリン満タン時に入れてみるといいでしょう。
水抜き効果のある商品もあるので意識して商品選定してみましょう。
ガソリン経路は汚れやすい。その理由とは
ガソリンは例えば月に1回入れる人だと年間12回、1回で40リットルとすると年間480リットルもガソリン経路をガソリンが通過します。
冬場は結露もあるためどうしてもガソリンタンクには水分も入ります。いろんな過酷な条件なので不純物も入ります。
あまりアイドリング不安定状態が続くようなら自動車整備してもらうのが一番安心です。電子制御キャブレターの洗浄だったり、直噴エンジンだったらカーボン除去だったりと専門家がきっちりと原因をつぶしてくれます。
料金は多少かかりますよ。
とりあえずお金がかかるのが嫌だったらエンジントリートメントをガソリン満タン時に1本を、しばらく続けてみてはいかがでしょうか。
続けての利用がオススメという記載もあります。お手軽です。