【初心者向け】ターボ車オーナー必見!ターボタイマーの必要性と選び方
ターボタイマーとは、エンジンを停止させた後も一定時間アイドリングを続けるための装置です。ターボ車のエンジンは高温になりやすく、急に停止するとターボチャージャーにダメージを与える可能性があります。そのため、ターボタイマーを使うことでエンジンの冷却を適切に行い、故障を防ぎます。
しかし、
一般的なターボ車ではターボタイマーは不要です。
筆者の車はターボ車ですが、以前のオーナーはターボタイマーを取り外しておりました。
ターボタイマーはアフターアイドリングするためのもので、大体1分くらいアイドリング後自動でエンジンストップします。
エンジン停止前の行動として、高速道路のサービスエリア到着後に直ぐエンジンを切るのはターボによくありません。そんな時は意識的に1分間アフターアイドリングして停止させればよいんです。
それ以外の例えば買い物で近所を走っている、駐車場に止める。この運転はエンジンを高回転で回して走っているわけではないため、それ自体アフターアイドリングに準じてますよね。
また、ドアミラーをたたんだり、かばんの確認など行っているだけで1分くらい経ってしまいます。それでエンジンを切れば、はっきり言ってターボタイマーは不要だし、ついていても使いません。
ターボタイマーのメリット
- ターボチャージャーの寿命を延ばす→熱によるダメージを軽減
- エンジンオイルの劣化を防ぐ→オイルの焼き付き防止
- エンジン停止後の手間を省く→毎回手動でアイドリングする必要なし
特に、頻繁にスポーツ走行をする方や、長時間の高速走行後にすぐエンジンを切ることが多い方に限ってですが、良いと思います。
ターボタイマーの種類と選び方
ターボタイマーには主に以下の2種類があります。
- アナログ式:シンプルな機能で価格が安い
- デジタル式:細かい設定が可能で、セキュリティ機能付きのものもある
選び方のポイント
- 車種に対応しているか
- 必要な機能が備わっているか(電圧計測、セキュリティ機能など)
- 取り付けが簡単か
ターボタイマーの取り付け方法と注意点
基本的な取り付け手順
- 車の電源配線を確認
- ターボタイマーの配線を接続
- アースを確実に取る
- 設定を行い動作確認
注意点
- 取り付けを間違えると車が正常に動作しない可能性がある
- 車検時に注意が必要(違法とされる場合があるため、事前に確認)
ターボ車を長持ちさせるためのポイント
- 定期的なオイル交換が必須!高温になりやすいため、通常より早めの交換がおすすめ
- エンジンオイル量は適量入れる。入れすぎ注意!
- エンジンの暖気運転を心がける。また、急加速・急停止を避ける
- 適切なアイドリングを行う。ターボタイマーがない場合は、エンジンを切る前に1〜2分のアイドリングをする
これを守っていればターボタイマーは不要です!