オイルの選び方

エンジンオイルの選び方

エンジンオイルは「車の血液」と言われるほど、エンジン性能に直結する重要な要素です。

 

特に、走行10万kmを超えると、エンジン内部のスラッジ(汚れ)やオイルシール類の劣化が進行してきます。

 

そのため、ただの“潤滑油”ではなく、「清浄分散性能+シール保護成分」が含まれたオイル選びが大切になります。

 

筆者の痛い経験ですが、オイル漏れ修理で預けた整備工場がどうやら5W-30のオイルストックが無くて、0W-20を我が愛車に入れたっぽいです・・・その結果峠でエンジンブローしてしまい廃車に・・・

 

ちなみに修理上がりの明細を見ると、エンジンオイル交換と書いてあり、具体的な製品名が書いてないです。

 

オイル粘度を下げるという事は絶対にあってはならないため、もし整備工場でただのオイル交換との記載のみの場合、何を入れたか聞いた方がいいでしょう。

 

まさかトヨタ認定指定工場がこのような愚行を下とは思いたくないのですが・・・・

 

その時のやり取りですが、

 

俺:オイル警告灯が点き、エンジンからひどい金属音、エンジンストールしてしまいました。水温系は真ん中で問題ないです。整備してもらったばかりでオイル量もMAXです。

 

工場:見ますので持ってきてください。(レッカーにて)

 

俺:なぜオイル交換したばかり、漏れも何もなくオーバーヒートもしていないのにエンジン焼き付いたのですかね。オイルは何入れました?

 

工場:5W-30はあんまり使わないためストックしていなかったので0W-20を入れたんですよ。あの峠道は結構激しいですからね、古い車なのでエンジン交換するしかないですね。

 

俺:??粘度下げた?それって高温時にシール効果が薄れた油膜切れですよね!それって整備ミスでしょ!

 

工場:(慌てた様子で)いやいや、とりあえず探して5W-30入れましたよ!そんな事やるわけないです!

 

俺:0W-20入れたといったような・・・本当に5W-30入れたんですね。

 

と言ったやり取りで、0W-20を入れた事を証明することは多分無理と思って議論止めました。そもそも本当に5W-30入っていたらブローしないという保証もないので、今回は泣き寝入り。

 

もう8年間付き合った工場ですが、縁を切りました。もちろんその工場について悪い口コミも書かないで静かにアの工場から縁を切りましたが。

 

オイル交換はしっかり粘度指定してもらいましょう。

 

整備工場は絶対間違わないってことは無いですし、人が作業することなので、技量、知識量もありますからね。すべてお任せは危険です。

オイルの選び方

表にまとめました。規格(代表)推奨用途粘度指数の目安ベースオイル分類スラッジ除去・シール保護性能特徴・コメントAPI SP / ILSAC GF-6A最新ガソリン車向け約140〜160VHVI(Group III)または部分合成油★★★★☆酸化安定性・清浄分散性が高く、スラッジ防止+シール劣化抑制に...

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