タイミングベルトの交換は必須
10万キロといえばタイミングベルト
タイミングベルトが交換されていないといっても車検が通らないことはありませんが、
10万キロがメーカー交換推奨となっています。ですので、中古車を買うとき、キロ数と交換の有無を確認したほうがいいです。
もし10万キロ近くの車を購入のさいは納車整備において、交換してもらったらいいでしょう。以下詳細を書いていきます。
中古車を買うとき、車のタイベルについて特徴を聞いておこう
中古車選びで、例えば走行距離7万キロの車がありました。
通常、まだ3万キロ、大丈夫だね。となります。
しかし、メーカーや車種によって、そろそろ寿命である場合もあるのです。
中古車販売業者はそのようなデーターを持っており(たくさん売っているため経験値が豊富)この車はタイベルが切れやすい、これは切れにくいというのを知っているのです。
知らない業者の場合『どうかな?』などと知らんぷりする業者もありますが、その場合は、セオリー通り10キロで変えてもいいと思います。
しかし、最近はタイミングチェーンの車が増えましたね。
例えばタウンエースノア→タイミングベルト
後継の60ノアやvoxyはタイミングチェーン
となっております。20年位前なので、タイミングベルトの話題も減りそうです・・・
タイミングベルトかタイミングチェーンかわからん・・・
タイミングチェーンなら交換の必要はないため、購入したい車のエンジンがベルトなのかチェーンなのかは確認しましょう。もちろん業者は知っていますよ。
交換の必要がないチェーンをすべての車種で採用して欲しいと思う方も多いですが、チェーンはオイルが劣化すると伸びやすくなったり、点火時期タイミングを取るのが難しいので、万一の交換時に費用がベルトに比べて高額になるというデメリットも多いのです。
俺はベルト派です。10万キロあたりになると、タイミングベルト交換をしますが、その時期にウォーターポンプが壊れることもあるのです。
タイミングベルト交換のついでにポンプも交換することができるので、工賃が安いです。どうせポンプ交換するならベルトも・・・と思いますが。
タイミングベルト交換の費用は?
基本的に業者からはタイミングベルト交換にテンショナー、ウォーターポンプ交換を勧められます。
それら部品と工賃で俺の車(2,000CCのタウンエースノア)の場合、タイミングベルト一式交換費用として6万円ほどかかりました。
タイミングベルトを変えると、上記の物を変えたほうがいいと言われますので、変えたほうがいいです。その時の料金は6万円前後と思ってください。
中古車を買うさい、タイミングベルトを変えるなら納車整備プラス6万円となるでしょうね。それでも長く乗るなら安心なので、損はないですよ。いずれ買える部品なので。
また、タイミングベルトは10万キロだから切れる、切れないとは言えないです。大パワーの車で、オーナーが急加速をする人ならば恐らく10万キロは持たないと思いますし、低パワーでおっとりした運転なら、タイミングベルトの寿命も伸びると思われます。
オーナーの運転状況は分からないので、交換がやはりオススメでしょう。ただ、先ほど書きましたが、切れやすい車種は存在するので、特に大パワー車は注意が必要ですね。
タイミングベルトが切れるとどうなる?
走行中にタイミングベルトが切れると、かっこよく言うとエンジンストールします。アクセルを踏んでも走りません。
カムシャフトとクランクシャフトのタイミングを取ってるため、切れてしまうと(吸気→圧縮→爆発→排気)のタイミングが取れず、バルブとピストンが激突して、エンジン交換するはめになるかもしれません。
タイミングベルトは(吸気→圧縮→爆発→排気)のタイミングを取っているため、通常はそれぞれ干渉はしませんが、切れると、例えば、
バルブが開く、本来ピストンは下死点のところ上死点となれば当然激突しますね。